令和5年住吉大社 御田植神事について About a Otaue Shinto Ritual in Sumiyoshi Taisha shrine in 2023
令和5年住吉大社 御田植神事について
住吉踊奉納 Dedication of the Sumiyoshi Odori Dance |
住吉大社は古来 摂津国 (せっつのくに=大阪府北西部と兵庫県南東部を占める旧国名) の中でも、由緒が深く、信仰が篤い神社として、「一の宮」という社格で人々に親しまれてきたそうです。
住吉大社といえば大阪で最も人出がある初詣先で、期間中に約260万人が訪れる全国的にみてもトップ10に入る人気です。所在地は大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89で南海電車 住吉大社駅から徒歩5分程度の場所です。
御田植神事は穀物の豊かな実りを祈願する神聖な行事です。伝承によれば、神功皇后摂政11年(211年)住吉大社ご鎮座の際に神功皇后が住吉大社の神田を定め、長門の国から植女を召したことから始まっているといわれています。毎年6月14日に行われ、昭和54年2月24日国の重要無形民俗文化財に指定されました。
植え付けされる苗には、強力な穀霊が宿るものとして考えられていたそうです。田植えに際して音楽を奏で、歌をうたい踊りや舞を演じるのは、田や植え付けする苗に宿る穀物の力を増やすためといわれています。
新型コロナ感染症蔓延の影響で2019年(令和元年)を最後に一部の神事を除いて行われませんでした。今回は4年ぶりの従来どおりの内容でのご催行となりました。
様々なことで久しぶりであり、行われなかった3年間は人々の暮らしや参加者を大きく変容させたことを実感できました。
私が参加している住吉踊保存後援会は童女と呼ばれる小学生以下の女児が中心です。3年の月日は成長期である彼女たちにとってとても長く大きな人員構成の変化となりました。幸いにも参加人数の大幅な減少は避けられました。
植女への早苗の授与 Granting the holy plants to Ueme |
祭儀の後、行列は神田に向かいました。
神田に入ってきた行列は周囲を一周した後、神田での祭儀が始まりました。
修祓、早苗授与、田舞、神田代舞、風流武者行事、棒打合戦、田植踊、住吉踊と行われます。
住吉踊奉納 Dedication of the Sumiyoshi Odori Dance |
住吉踊奉納 Dedication of the Sumiyoshi Odori Dance |
ご協力下さった神社、関係者、参加者の皆様ありがとうございました。
住吉大社については公式ホームページを参照ください。
住吉大社ホームページ:
http://www.sumiyoshitaisha.net/
使用機材
CANON EOS 5D Mark III、EOS R6
CANON EF16-35mm F4.0L IS USM、EF24-105mm F4.0L IS USM
TAMRON SP28-300mm F3.5-6.3 VC PZD
編集ソフトウェア
SILKYPIX DEVELOPER STUDIO Pro11
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